竜とそばかすの姫しのぶくんと付き合う?けいくんとその後はどうなる?

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竜とそばかすの姫すず誰が好き

竜とそばかすの姫は主人公すずの恋愛模様もみどころのひとつですよね。

でも、すずの好きな人はいったい誰なのか、見終わってモヤっとしませんでしたか?

ラストシーンではしのぶくんから気になる発言がありましたが……そのあとどうなったのでしょうか!?

けいくんに会いに行き、その後の展開も気になるところです。

すずの好きな人はけいくん、しのぶくんどちら?

結局すずは、けいくんしのぶくんどちらと付き合うのか考察してみました。

映画では描かれていないけど、すずがけいくんとしのぶどっちと付き合うのか気になる!すずは誰が好きなんだろう?

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もくじ

竜とそばかすの姫」すずはしのぶくんorけいくんどっちと付き合う?

竜とそばかすの姫は、すずの恋愛にもハラハラドキドキさせられますよね。

すずは自分の気持ちを抑えてはいますが、しのぶくんへの気持ちが恋愛感情の「好き」であることは明らかです!

ほほを赤くしたり、中盤にルカちゃんにしのぶくんが好きというすずの本心を語っていることからしのぶくんのことが好きだとわかります。

幼馴染として、幼少期からすずはしのぶくんに想いを寄せているようでしたよね。

Twitterでもすずはいったい誰が好きなのか盛り上がっていました!

すずが付き合う相手として多かった意見も、「すず・しのぶくん」でした。

その理由を見ていきましょう。

①すずがしのぶくんと付き合うと考える理由:プロポーズ

すずにとって好きな人であり、そばで見守っていてくれるかけがえのない存在がしのぶくんです。

そうすずが思う理由は、母親の死後しのぶくんから「僕がすずを守る」という言葉をかけられているからです。

幼いすずにはこの言葉が、プロポーズに聞こえたようで、うれしい言葉であることには変わりはないですね。

突然なくした母親。

すずのそのぽっかりあいた穴を、きっとしのぶくんの存在が埋めてくれていたのだと思います。

すずの母親がなくなった事故の時、しのぶくんもすずとともに川に遊びに来ていました。

すずが経験した、このつらい事故をしのぶくんも間近でみていたからすずの悲しみが痛いほどわかったんだと思います。

家族をなくす経験をしたすずにとって、そばで見守ってくれる幼馴染という存在は心強くもあり、頼りになる存在です。

そんなしのぶくんは、すずにとって初恋の人だったのかもしれません。

②すずがしのぶくんと付き合う考える理由:離れ離れだった二人が再会

高校で久しぶりに会ったしのぶくんは、背が高いイケメンで学校一の人気者になっていました。

それに、そんなカッコいいしのぶくんにすずの想いは募っていたんではないでしょうか。

映画では、同じ高校に通う二人が幼馴染とのことでずっと共に過ごしていたかのように感じますが、小説によると小学校低学年のころしのぶくん家族は高知市内へ引っ越しをしています。

実際は、すずとしのぶくんは幼稚園から小学校低学年まで共にすずの住む集落で過ごしていたようです。

自分に自信のないすずにとっては、しのぶくんの幼馴染であることは自慢だと思います。

しかし、しのぶくんを好きな女子から叩かれてしまう為、一定の距離はとっているすずですが度々しのぶくんのほうから接近してくる場面がありました。

しのぶくんの本音

相手のことを想いすぎて、恋愛関係に踏み込めなかったような印象を受ける二人。

しかしラストシーンでは、成長したすずをみて、もう見守らなくてもすずは大丈夫と肩の荷がおりたしのぶくん。

すずも、しのぶくんの想いに初めて気づきます。

「もう守るんじゃなくて、これから普通につきあえる気がする。昔からそうしたかったんだ」

私は、今までそんなふうに思っていたしのぶくんのことを、初めて知った。

竜とそばかすの姫(角川文庫)p.270

幼少期一緒に過ごしていたしのぶくんには、すずがまだ悲しみを乗り越えられていないことが痛いほどわかっていた。

だからこそ、亡くなった親の代わりにすずを見守ることで悲しみを乗り越える手助けをすること選んでいたのではないでしょうか。

そして、しのぶくんが「何かあった?」と話しかけるとき、すずにはやはり何か起きているんですよね。

しのぶくん、すずのことよくみてる。

子供の様子をいつも見ている母親だから気づける小さな変化のように、しのぶくんはすずの言葉にならない声をキャッチしていたのかもしれません。

ベルとしての自分も知ったことで、すずは歌えるようになって自信をとりもどし、一歩前進しています。

竜とそばかすの姫すずはしのぶくんと付き合う?

自信がなく自分の気持ちを抑えていたすずが、自信をとりもどし歌うことで自分らしさを取り戻したとき二人は付き合う可能性が十分にあると思いました。

ラストでは、しのぶくんは母親的な見守る存在をやめてすずと付き合っていくと発言をしています。

すずのことを恋愛対象としてなんとも思ってなかったら、

「すず頑張ったな. 安心したよ。」

くらいの会話で終わりそうだなと感じました。

そうではなく、なんとも含みをもたせたしのぶくんのセリフ。

はっきり語られなかったしのぶくんの気持ちは、すずが立ち直れるよう母親の代わりにそばで見守るという役割が終わった

これからは、違う立ち位置ですずと関わりたいという意味だと思う。

ベルとして仮想空間で生きることで成長し、自信をもてたすず。

すずの歌声は唯一無二のもの。

仮想空間でたくさんのAsの心を動かした歌声は、現実世界でもすずに自信を与え、生きる力になると思います。

ラストシーンで、合唱団のメンバーと歌うすず、そしてしのぶくんはそばで聞いていてくれます。

かつて、大好きな歌をすずの母親が聞いていてくれたようにこれからはすずの隣で歌をきいているのはしのぶくんなんじゃないかなと思います。

すぐには、付き合うことはないかもしれませんがお互いにひかれあっているのは事実なので付き合うのは時間の問題なのではないでしょうか。

竜とそばかすの姫すずはけいくんと付き合う?その後は?

タイトルからは、竜とベルのラブストーリかと思わせる本作ですが、二人の関係が発展することなく物語はエンディングを迎えます。

すずにとってのけいくんへの気持ちは、守ってあげたい、理解したいそんな気持ちだと思います。

この想いは恋愛感情ではなく、母性に近いものです。

その理由は、竜の背中の傷や他人を拒絶する態度などから、ベルは自分に近い何か大きな傷があるのではないかと感じたから。

その後すずは、けいくん兄弟が父親からの言葉の暴力を受けていると突き止めます。

未成年の二人にとって、家族の問題は大きい、そして似た家庭環境や経験をした者同士は距離が近づきやすいもの。

家庭の問題は、なかなか周囲に話しづらいものだし、経験していないと共感はできても理解はできないものです。

隠された能力や、抑圧された気持ちを持つ似た二人だからこそ恋愛感情と間違われるほど、距離が近づいたのも納得です。

けいくんが、父親から弟ともくんを守ろうとしたときに落ちたスマホ。

皆さんこの待受け画面に気づきましたか?

この待ち受け画面、ひび割れているんですが竜の城の壁に飾られていた女性の写真が入ったフォトフレームと同じなんです。

この女性、けいくんの母親だと思いますがなぜいないのかは描かれていません。

推測ですが、母親が亡くなっていたとしたらけいくんもすずと同じつらい経験をしてることになりますね。

父親の暴力から逃げられずつらい日々を過ごしていたけいくんに、すずが救いの手を差し伸べます。

すずに、ほんとはきて欲しかったと本音を言えたことでけいくんが、他人に心を開きます。

自分が悪い、自分が我慢すればいいと心を閉ざしていたけいくん。

これからは、自分の気持ちに正直に過ごしていけるといいなと思うシーンでした。

竜とそばかすの姫すずは誰が好き まとめ

今回の竜とそばかすの姫では、しのぶくんに抱くすずの気持ちは、恋愛対象としての「好き」。

けいくんに対しては、家族愛、母性のような愛情の「好き」ではないでしょうか。

好きと言っても、付き合うという恋愛感情だけではないですよね。

けいくんに対しては、家族愛、母性のような愛情の「好き」なのではないでしょうか。

映画では描かれませんでしたが、成長したけいくんとすずとの関わりも見てみたいなと思いました!

もくじ