欲しかったスニーカーをメルカリやヤフオクで見かけると、つい買おうかどうか悩んでしまいますよね。
でも、「汚いかもしれないし、水虫や匂いも気になる……」「消毒方法もわからないし、やめたほうがいいのかな?」などの理由で、購入に踏み切れないこともあると思います。
今回の記事では、スニーカーを中古で買うことのメリット・デメリットをご紹介しています。
また、実際に購入した後に使えるスニーカーの消毒方法もあわせてお伝えしていきますので、ぜひご最後まで読んでみてくださいね。
汚いスニーカーや、匂いや水虫が気になるスニーカーをリフレッシュして履けたら嬉しい!さっそく見ていこう♪
実際、中古スニーカーってどうなの?
それではさっそく、中古でスニーカーを買うことのメリット・デメリットから見ていきましょう!
中古スニーカーのメリットは主に以下の2点です。
- 定価よりも安く手に入ることがある
- レアものがある
また、主なデメリットは以下の3点です。
- 個人間売買だとだまされるかもしれない
- 水虫などの皮膚病が移る可能性がある
- サイズが合わないことがある
それではさっそく、ひとつずつ確認していきましょう!
中古スニーカーのメリット
定価よりも安く手に入ることがある
中古で買うことのメリットと言えば、まず出てくるのが新品より安いことですよね。
素敵なスニーカーがお買い得価格で手に入るのはうれしすぎ~!
例えばadidasの名スニーカー、スタンスミスを見てみましょう。
こちらはAmazonの新品価格。
こちらがヤフオクで出品されているものの現在価格です。
新品でも現在入札価格が1,000円切っているものも!
といってもあくまで現在の入札価格なので、あとから上がる可能性はありますが……それでも安く買えますよね。
続いてナイキのAIR FORCE 1ではこんな感じです。
まずAmazon価格から。
こちらがヤフオクの現在入札価格。
このように、商品状態が良いものがお安く売られていることがあり、得な時は本当にとってもお得なんです。
レアものがある
中古ということもあって、コレクターが何らかの理由で手放したり、たまたま持っていた人が飽きて手放したなどの理由でめったに出回らない激レアモデルが出回ることがあります。
懐かしのモデルを古着コーデに合わせて使うのも楽しそう!
おしゃれの幅が広がるし、コレクションが潤うのもうれしいですよね。
運命の一足に出会えることも!
中古スニーカーのデメリット
個人間売買だとだまされるかもしれない
メルカリなどのフリマサイトや、ヤフオクなどのオークションでの個人間売買には、当然ですが注意が必要です。
偽物などの大きな嘘から、中敷きのすり減りの様子をごまかすなどの小さな嘘まで、だまされてしまうポイントは様々あり得ます。
いくら返品できるとはいえ、好きなものが手に入ると思っていたのに手に入らなかったショックは大きいですよね……。
信用できる中古ショップとだけやり取りするか、個人間売買をするときはしっかり覚悟して挑みましょう。
水虫などの皮膚病が移る可能性がある
個人間売買では、洗わずに出品したり、洗っていても殺菌やウイルスの不活化が不十分だったりすることがあります。
この場合、前の持ち主がかかっていた水虫やウイルス性イボなどの感染性皮膚疾患に感染してしまうことがあり得ます。
きちんと殺菌消毒済みの商品を取り扱っている中古スニーカー専門ショップから購入するか、自分で殺菌消毒することでデメリットを軽減することができます。
サイズがあわないことがある
せっかく気に入って買っても、サイズが合わなければただのインテリアになってしまいますよね。
ネットで靴を買う場合、試着ができないのでサイズが合わない靴を入手してしまうことがあります。
また、表記上自分のサイズとあっていても、前の人の足になじんでいて形が変わっていた場合、大きくてはけない場合もあります。
靴は履きこなすことで足になじみますが、中古スニーカーの時はそれが悪い方向に働くこともあります。
また、同じブランドでもモデルによって少しずつ横幅が違うので、その点にも注意しましょう。
買う時の注目ポイント
状態の良い中古スニーカーが欲しいときは、以下の2点に注目してみてましょう。
まず、アウトソール(地面に接する、ソールの一番外側の部分)の削れをチェックします。
アウトソールは一番外側なので、接地面なので削れやすく、新しさを見る指標として使えます。
次に、履きジワをチェックしましょう。
シワがなくきれいなものは、ほぼ新品か、大切に履かれたことでシワが寄っていない良品と言えるでしょう。
逆に深いシワがあったり、剥がれてしまっていたりするものは、よほど欲しいものでない限り避けた方が無難だと思います。
中古スニーカーの消毒方法
もし買ったスニーカーが汚くても、自分で洗ったり消毒したりできたら安心ですよね。
以下にスニーカーの除菌・消毒・洗浄について、詳細なやり方を7つご紹介いたします。
- 除菌用スプレーやシートを使う
- オキシドールを使う
- 消毒用アルコールを使う
- 漂白剤を使う
- 靴用紫外線除菌器を使う
- 水洗いする
- 靴専門クリーニングに出す
ちなみに中古スニーカーだけではなく、自分で履いたスニーカーをきれいにするのにも役に立ちますよ!
それでは一つずつ確認していこう♪
①中古スニーカーの消毒方法:除菌用スプレーやシートを使う
普通の家庭用除菌シートやスプレーも使えないことはないですが、シューズ用のシートなども売っていますので、よりきれいにしたい方におすすめです♪
シートで靴底を拭き上げた後、スプレーを靴の中に吹きかけましょう。
薬剤がしみ込んだ状態が3~5分ほど保たれるようにすると、さらに効果が増します!
しみこませる時間はラベルの表記に従って増減してください。
除菌シートを使うときは、片足ずつ新しいシートで拭くようにするとより清潔です。
ウイルスや菌を除去したいときに特におすすめです。
②中古スニーカーの消毒方法:オキシドールを使う
オキシドール(濃度3%に調整した過酸化水素水)をスプレーして、5分ほどしてから拭き取ります。
ただし、靴が傷む可能性があるので、水洗いできるスニーカーにだけ使うようにしましょう。
オキシドールと重曹を1:2で混ぜたペーストを塗るのも効果的ですよ!
二回重ね塗りして、そのあとに水ですすぐか、日干しにして乾かした後に拭き取りましょう。
特にアッパー部分にはこちらの方法がおススメです♪
シミがついているときは、シミ取りも兼ねたこちらの方法がおすすめ!
③中古スニーカーの消毒方法:消毒用アルコールを使う
まずは水と消毒用アルコールを1:3で混ぜて溶液を作りましょう。
そして清潔な布を溶液に浸し、スニーカーを優しく拭いて溶液をしみこませ、そのまま15分ほど乾かします。
なお、くれぐれも消毒用アルコールの原液や無水アルコールを使わないように!
あまり濃いアルコール溶液を使うと、革の油分が失われたり、最悪シミになってしまうこともあります。
レザー・スエード・ヌバックならこれがおすすめです!
④中古スニーカーの消毒方法:漂白剤を使う
色付きスニーカーには使えませんが、真っ白のスニーカーならば漂白剤が使えます。
漂白剤の消毒効果で、見た目も一緒にきれいにできます。
水と漂白剤を5:1の割合で混ぜて溶液を作りましょう。
出来た溶液を布に浸して、スニーカーを優しく拭いて溶液をしみこませ、風通しの良いところで乾かします。
靴ひもは外しておいて、別に溶液を作って浸すとやりやすいですよ。
白いスニーカーを消毒したいときはぜひ!
⑤中古スニーカーの消毒方法:靴用紫外線除菌器を使う
靴用紫外線除菌器を使うと、水を使わずに除菌することができます。
購入する際は、殺菌力が最も高いUV-Cを使用しているものを選びましょう。
ただし、UV-Cは強力なので人体に影響を及ぼすことがあります。
暗くしないと作動しないものや、オンになる前に音が鳴るなど、安全機能が付いたものがおすすめです。
洗わずに殺菌・ウイルス不活化ができるけどちょっとお高め……。
⑥中古スニーカーの消毒方法:水洗いする
少し手間はかかりますが、ほぼすべての靴はお家で水洗いすることができます!
特に、インソールを洗うのはおすすめです!
以下の手順で簡単に水洗いできますよ♪
- ボウルにぬるま湯と洗剤を入れて、良く混ぜる
- スポンジや布などで洗剤液を取って、インソールをこすり洗いする
- 洗剤液の入ったボウルに漬けて浮かせた汚れを落とす
- 普通のぬるま湯でさらにすすぐ
- 風通しのいいところで乾かす
本体は素材によっては洗濯機で洗うこともできます!
ただし、スエードや革などのデリケートな素材は洗濯機で洗うと痛むことがありますので、その場合は手洗いがおすすめです。
その場合は洗剤も材質に合わせてそろえると、さらに靴にやさしく洗うことができますよ!
本体の洗い方も、インソールの洗い方とほとんど変わりません。
こする時だけ痛まないようにやさしくこすれば大丈夫です。
今まで靴用洗剤を持っていなかったという人は、これを機に購入するのも手です!
ちょっと大変だけど、自分で本格ケアできるのはすごくいい♪
⑥中古スニーカーの消毒方法:靴専門クリーニングに出す
靴ももちろんクリーニングに出せます。
混み具合によって時間がかかることもありますが、すっきりきれいになります♪
ただし!普通のクリーニングではなく、靴クリーニングの取り扱いがちゃんとあるところを選びましょう。
特に高級なスニーカーの場合は、取り扱い実績があるクリーニング店を探すとより安心ですね♪
プロの力を借りちゃおう♪
中古スニーカーってどうなのかまとめ
それでは今回の記事のまとめです。
中古スニーカーについてのメリット・デメリットがこちらです。
- 定価よりも安く手に入ることがある
- レアものがある
- 個人間売買だとだまされるかもしれない
- 水虫などの皮膚病が移る可能性がある
- サイズが合わないことがある
状態がいいものが欲しいときは、アウトソールと履きジワに注目すると良いものに出会える確率が高まります。
また、買ったスニーカーが汚いという場合や、匂いが気になる場合、水虫などの感染症が気になる場合は以下の消毒方法がおすすめです。
- 除菌用スプレーやシートを使う
- オキシドールを使う
- 消毒用アルコールを使う
- 漂白剤を使う
- 靴用紫外線除菌器を使う
- 水洗いする
- 靴専門クリーニングに出す
「中古でかっこいいスニーカーを見つけたけど、やめたほうがいいのかな……」と悩んだ時は、ぜひこの記事を役立ててみてくださいね。